東京パラリンピックのバドミントンで金メダルを獲得した里見紗李奈(さとみ さりな)。
2024年、パリのパラリンピックでもメダル候補の大注目の選手です!
里見紗李奈選手は、バドミントン競技をはじめてからわずか4年でパラリンピックという大舞台にたちました。
そんな里見紗李奈選手が障害をおったのは、高校生の時の交通事故が原因でした。
今回は、里見紗李奈選手の障害の原因の交通事故について、詳しく解説します。
事故後の、バドミントンへの出会いやパラリンピックまでのストーリーもまとめています。最後までお付き合いくださいね。
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里見紗李奈の障害の原因は交通事故!
里見紗李奈(さとみさりな)選手が障害をおった原因は、
2016年5月、高校3年生になってすぐのころ。
車の助手席で眠っていたところ、車が壁にぶつかり、里見紗李奈選手は、そのまま救急車で病院に運ばれます。
その後、約9か月の入院生活を送ることになります。
里見選手は事故により、脊髄損傷を負い両下肢麻痺の障害が残りました。
事故直後の状況について、
『運転席の人、大丈夫かな』っていうのと、『あれ? 自分の足、動かないぞ』っていうのと。足に全く感覚がなくて本当に動かなくて、どうしよう、どうしようって。でも、結構落ち着いていて、とりあえずお母さんにケータイから電話をかけました。自宅まであと1キロくらいの場所だったので、お母さんがすぐに来てくれました
引用:Number Web – ナンバー (bunshun.jp)
と、話しています。
高校生だった当時、里見紗李奈選手は、アルバイトに精を出していました。
ファミレスで働いていたそうです。
上記の里見選手の話から、運転していたのは家族ではなさそうです。
もしかすると、アルバイト先の先輩や友人、彼氏だったのかもしれません。
里見紗李奈の交通事故後の生活は?
里見紗李奈(さとみさりな)選手が交通事故で障害を負ったのは、高校3年生の時。
退院後の生活は高校生で車いす
高校3年生の5月に交通事故にあい、入院生活は9か月。
退院したころは、ちょうど卒業前のシーズンで、高校3年生は、自由な時間が増える時期でした。友達は遊びに行ったり、卒業旅行にでかけたりと楽しい時期。そんな友達のSNSをみて、気が滅入ることもあったそうです。
さらに、退院後の車いす生活は、人目も気になり、人の手を借りないと何もできない自分に葛藤も。
高校時代にバイトに燃えていた里見紗李奈選手は、金銭的に親から自立していた部分もあり、卒業後は完全自立を考えていたので、それができなくなったことにも葛藤があったようです。
バドミントンを始めたきっかけは?
里見紗李奈(さとみさりな)選手がバドミントンを始めたきっかけは、
入院中にリハビリスポーツで車いすバドミントンを体験した里見選手、その話を父親にしたところ、自宅の近くで車いすバドミントンができるところを調べてくれました。
当時は人と関わりたくなかった里見選手ですが、父親が強引に誘ったそうですよ。
事故から1年後、退院から2か月後ぐらいのことです。
#パラバドミントン
— 柏原 元 (@genkashiwabara) September 4, 2021
里見紗李奈選手は5年前、高校3年時の交通事故で車いす生活に。父親に強引に連れて行かれたバドミントンクラブで競技の魅力に触れる。毎日練習に行けるよう免許も取らせてくれたそう。1人だったら絶対に入っていなかった世界なので父に感謝していると。お父さんも偉大です🥇 pic.twitter.com/Ec83u3jfCm
そこで出会った村山浩選手に「パラリンピック目指せるよ」と声をかけられ、里見選手本人ではなく、父親に火が付きました!
同じタイミングでクラブに入った男子選手が2人いて、一緒にいるのがすごく楽しかったので、週6日とか7日、いろいろな体育館を転々としなら練習に夢中になりました。父はパラリンピックを目指せると言われて火が点いたけど、私は車いす生活になっても楽しく過ごせる場所を見つけたから、そこにずっといたいという感覚でした
引用:Number Web
その後は父親が熱心に練習に連れて行ってくれ、里見選手も車いすバドミントンに熱中するようになっていきます。
里見紗李奈がバドミントンを続けた理由は「居場所」
父親はパラリンピックを目指せると言われて火が点きましたが、里見選手が車いすバドミントンを続けた理由は少し違ったようです。
上記の引用文にもあるように、「楽しく過ごせる場所」を見つけたことが、バドミントンを続けられた理由だったようです。
車いす生活じゃ自立できないのかなと思い込んでいたけど、クラブのメンバーには1人暮らしをして、ちゃんと自立している方もいらっしゃって。そういう方のお話を聞いて、そういうやり方もあるんだって、知識が増えていくのも楽しかったです。そういう関わりを持てるのが良くて、バドミントンを続けていました
引用:Number Web
車いすバドミントンを通して、自分らしくいられる場所を見つけたことは大きなことですね。
障害があるなしに関わらず、自分らしくいられる場所は大切です!
障害を負っても、前向きに進む里見選手の姿には勇気をもらえますね。
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世界ランキング1位!里見紗李奈のプロフィール
- 里見紗李奈(さとみ さりな)
- 生年月日/1998年4月9日(2024年8月現在26歳)
- 出身地/千葉県
- 競技開始年齢/19歳
- 種目/パラバドミントンWH1
- 所属/NTT都市開発
現在の世界ランキングは1位!
千葉県出身の里見紗李奈選手は、地元の小学校、中学校に通い、千葉県立千城台高等学校へ進学。
高校3年生の時に交通事故で脊髄損傷、両下肢麻痺の障害を負います。
19歳のときに、父親のアドバイスで村山浩(東京パラリンピックバドミントン代表選手)が代表を務める車いすバドミントンクラブに入って競技を始めます。
幼いころから負けず嫌いだった里見選手は、競技を始めてからわずか3年で、公式試合で優勝するなど、好成績をあげています。
2021年、パラバドミントンがパラリンピックで新競技となった東京パラリンピックに世界ランキング1位で出場。
女子シングルスWH1で優勝して金メダルを獲得し、初代女王となりました!
東京パラリンピック最終日の5日、バドミントンの女子ダブルス(車いす)で、里見紗李奈選手、山崎悠麻選手組が金メダルを獲得しました。#パラリンピック #バドミントン #里見・山崎組 #金メダル pic.twitter.com/Ei6zlnhX4h
— 東京新聞写真部 📸 (@tokyoshashinbu) September 5, 2021
そして、2024年、パリのパラリンピック代表として金メダル連覇を狙います。
ダブルスでは山崎悠麻とペア!
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里見紗李奈の障害の原因は交通事故!まとめ
以上、パラリンピック・バドミントン代表の里見紗李奈(さとみさりな)選手の障害の原因や、その後、プロフィールをご紹介しました。
- 里見紗李奈の障害の原因は交通事故
- 交通事故は、里見選手が助手席で寝ている時だった
- 里見紗李奈は事故にて脊髄損傷で両下肢麻痺を負った
- パラバドミントンを始めたのは、父親の勧め
- 里見紗李奈は、2021東京パラリンピックで金メダルを獲得!
負けず嫌いだけど、どこかふんわりとしたイメージがかわいい里見紗李奈(さとみさりな)選手。
パリのパラリンピックでの活躍に期待しましょう!
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