2025年7月5日――この日付が「Xデー」として語られているのをご存じでしょうか?
発端は、東日本大震災を予言したとされる漫画家・たつき諒(竜樹諒)の一冊『私が見た未来』。
その中に描かれた“未来のビジョン”が、予言として再び多くの人々の注目を集めています。
この記事では、たつき諒の話題の予言内容をネタバレを含めて徹底検証。
たつき諒作者自身の最新発言や、気象庁の見解、さらに映画化の話題まで、気になる情報をわかりやすく解説します。
果たして、2025年7月5日に何が起こるのか――。
まずは、その全貌を見ていきましょう。
たつき諒(竜樹諒)とは何者か?
2025年7月5日、日本に何が起こるのか?
東日本大震災を「予言」したとして話題となった漫画家・たつき諒氏の著書『私が見た未来 完全版』。
その中で描かれた「2025年7月の大災難」が、いま日本国内はもちろん、香港や台湾などアジア諸国でも大きな波紋を呼んでいます。
累計100万部を突破したこの「予言書」の真相に迫ります。

まずはたつき諒のプロフィールから!
たつき諒プロフィール
生年月日:1954年12月2日(70歳)
出身地:神奈川県(横浜市在住)
性別:女性
職業:元漫画家
活動期間:1975年〜1999年、2021年〜現在
経歴・特徴
- 1975年「郷ひろみ物語」でデビュー
- 少女漫画を中心に99作品を発表
- 1978年頃から夢日記を記録開始
- 1999年に漫画家を一度引退
- 2021年『私が見た未来 完全版』で復活
たつき諒『私が見た未来』とは?東日本大震災の「的中」
「私が見た未来完全版』 たつき諒 著
— 茶色い🐶ワンワン🐶 (@takigawa_w) June 15, 2025
予知夢によって3.11東日本大震災を予知した著者が2025年7月5日に日本を襲う大災難を予言した。
他にもアメリカのホピ族の予言、物理学者の保江さんなども2025年7月5日に大災害に言及している。
災害への備えを十分に!#2025年7月5日 pic.twitter.com/th9ckjIpOP
話題の発端:「大災害は2011年3月」
1999年に朝日ソノラマから出版された単行本『私が見た未来』。
この本の表紙に「大災害は2011年3月」という一文があったことから、2011年3月11日の東日本大震災発生後、「予言を的中させた漫画」として大きな注目を集めました。
1999年7月:『私が見た未来』初版発行(朝日ソノラマ)
2011年3月11日:東日本大震災発生。表紙の「大災害は2011年3月」が話題に
2020年頃:SNSで再び話題となり、古本価格が10万円〜50万円まで高騰
2021年10月:『私が見た未来 完全版』発行(飛鳥新社)新たな予言を追加
たつき諒2025年7月5日の予言【完全ネタバレ】
今だにたつき諒の見た夢の予言で、「2025年7月5日に大災難が起きる」と曲解してる連中が多いが、あくまでも夢を見たのが"2021年7月5日4:18AM"であって、実際の夢の予言で大災難が起きるのは、「2025年7月」としか言ってないんだよな #たつき諒 #予言 #ナオキマンショー #ナオキマン #7月5日 #大災難 pic.twitter.com/imRd7tr2Ln
— みないでみるの (@chachat_chat) June 22, 2025
次は、たつき諒の書籍『私が見た未来』予知夢の具体的内容についてネタバレしていきます。
夢を見た日:2021年7月5日
予言された災害の時期:2025年7月
災害の内容:
- 日本とフィリピンの中間あたりの海底が「ポコンと破裂(噴火)」
- 太平洋周辺の国に大津波が押し寄せる
- 津波の高さは「東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波」
- 「南海トラフの想定をはるかに超える大災害」
完全版での記述
「夢を見た日が現実化する日ならば、次にくる大災難の日は『2025年7月5日』ということになります」
たつき諒『私が見た未来』販売実績
- 2025年5月時点で100万部突破
- 2022年上半期ベストセラー6位
- 中国語版も発行
- 電車の中吊り広告も展開
【最新】たつき諒が「7月5日」を否定!軌道修正の真相
たつき諒さんは、7月5日では無いと言っているのが、正解です。大災害は7月20日以降の参議院選挙後に、自民公明が下野し、新しい政権与党が誕生したら、DSにより起こされます。大災害は7月20日以降ですので、目醒めた人々は準備する事が大切です。 pic.twitter.com/6cWxnWhjAi
— 光源氏🇯🇵 (@hikaruganji) June 25, 2025
2025年6月の重要な発言
2025年6月、たつき諒氏は新たな自伝『天使の遺言』(文芸社)を出版し、これまでの「7月5日」予言について重要な修正を行いました。
作者の最新コメント
「夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです」
「結果的に出版社の意向中心で出版されたことに、不本意な思いもありました」
「過去の例から、『こうなのではないか?』と話したことが反映されたようで、私も言った覚えはありますが、急ピッチでの作業で慌てて書かれたようです」



防災への前向きなメッセージ
「皆様が高い関心をお寄せいただいていることは、防災意識が高まっている証拠であり、前向きに捉えております。この関心が安全対策や備えにつながることを願っております。」
予言の科学的見解と気象庁の公式見解
気象庁長官の明確な否定
野村竜一気象庁長官(2025年6月13日記者会見):
「現在の科学的知見では、日時と場所、大きさを特定した地震予知は不可能。そのような予知の情報はデマと考えられる」
地震予知の科学的限界
- 現代科学では正確な地震予知は不可能
- 日時・場所・規模の特定は科学的根拠なし
- 気象庁は「デマ」と明確に否定
- 専門家も一様に科学的根拠を否定
防災の重要性
- 日本はいつでもどこでも地震の可能性
- 日頃からの備えが最も重要
- 根拠のない予言に惑わされない
- 科学的情報に基づく防災対策
予言の社会への深刻な影響:香港観光客減少問題
「風評被害にはいたらないが…」7月5日に日本で大災害の予言がもたらす香港ショックhttps://t.co/taPfG48cbj
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 24, 2025
香港からの訪日客は前年同月比86%にとどまった。7月に日本で大地震が起きるといった噂がSNS上などで拡散されていることが影響しているとみられる。
たつき諒の2025年7月5日のこの予言ですが、単なる話題にとどまらず、実際の観光業に深刻な影響を与えています。
特に香港では著名な風水師も同様の予言をしたことで、日本への旅行を控える動きが加速しています。
香港からの訪日観光客:2025年5月実績で前年比約10%減
メディア報道の状況
- NHKニュースおはよう日本で特集
- 各種テレビ番組で取り上げられる
- 海外メディアでも報道
- SNSでの拡散が加速
たつき諒「なりすまし」問題
偽者による悪質な活動
実は、たつき諒氏が表舞台に戻った背景には、深刻な「なりすまし」問題がありました。2020年頃から「不思議探偵社」というサイトで、偽の「たつき諒」が活動していたのです。
偽者の悪質行為
- SNSでの偽アカウント運営
- 独自の「予言」を勝手に発表
- 週刊FRIDAY(2021年4月)でインタビュー掲載
- 月刊ムー(2021年7月)で記事掲載
- 復刻版の出版まで画策
本人の対応
- 親戚からの連絡で事態を把握
- 飛鳥新社に直接連絡
- 偽者による復刻版の発行を中止
- 本人監修の「完全版」を正式出版
- 2025年に自伝で真相を公表
\備えあれば患いなし!宅配なら重いものも楽々!/


映画化決定!『2025年7月5日午前4時18分』
AKB48小栗有以&船ヶ⼭哲主演映画
— モデルプレス (@modelpress) April 9, 2025
「2025年7月5日 午前4時18分」制作決定
“噂・予言”テーマの新感覚ホラー🎬️
🔻2025年初夏公開https://t.co/CoOK1eoQ9v
話題の著書「私が見た未来」(たつき諒氏)等で注目されている「7月5日」。今作はネットを中心に広がる数々の噂をモチーフとしている。 pic.twitter.com/VW1iR24L7q
この映画は、たつき諒氏の『私が見た未来』の予言そのものを映画化したものではなく、ネット上で広まった都市伝説や予言をモチーフにしたオリジナルホラー作品として企画されました。
企画のポイント:
- SNSで拡散された予言現象を題材化
- 現代の情報社会における「予言」の影響力を描く
- 都市伝説ホラーとしてのエンターテインメント性を重視
- 実際の予言内容とは異なる創作ストーリー
基本情報
- 正式タイトル:『2025年7月5日午前4時18分』
- 公開予定日:2025年6月27日
- ジャンル:都市伝説ホラー
- 監督:古川大晃
- 主演:小栗有以(AKB48)



重要な注意事項!
公式声明:
- たつき諒氏は映画制作に一切関与していない
- 飛鳥新社も制作協力やタイアップを行っていない
- 原作使用許諾も取得していない
- 完全に独立した創作作品
公開タイミングの意味
映画の公開日が2025年6月27日に設定されているのは、予言された「7月5日」の直前という絶妙なタイミングです。これは:
- 話題性の最大化を狙った戦略的な公開日程
- 予言への関心が最も高まる時期での公開
- 都市伝説ホラーとしての恐怖演出の一環



映画業界での反応は?
肯定的な見方:
- 現代社会の情報リテラシー問題を題材にした意欲作
- SNS時代の新しいホラー映画のジャンル開拓
- 都市伝説を映画化する新しい手法として評価
批判的な見方:
- 根拠のない予言を商業利用することへの懸念
- 社会不安を煽る可能性への指摘
- 原作者の意図と無関係な商業展開への疑問
社会的な議論



この映画化について、様々な立場から議論が生まれています
賛成派の意見:
- 表現の自由として映画制作は正当
- フィクションとして明確に区別されている
- エンターテインメントとしての価値がある
反対派の意見:
- 社会不安を助長する可能性
- 予言の真偽に関わらず商業利用は不適切
- 原作者の意図を無視した展開
中立派の意見:
- 作品の内容を見てから判断すべき
- 創作の自由と社会的責任のバランスが重要
- 観客の判断力に委ねるべき
映画『2025年7月5日午前4時18分』は、現代のSNS社会における「予言」や「都市伝説」の拡散現象を題材にした、タイムリーな作品として注目されています。
ただし、原作者や出版社が関与していない独立した創作作品であることを理解した上で、エンターテインメント作品として楽しむことが重要です。
実際の防災や地震対策については、映画ではなく気象庁や防災機関の公式情報を参考にするよう心がけましょう。
たつき諒の予言まとめ
いかがでしたか?
たつき諒の『私が見た未来』2025年7月5日の予言について、一覧でまとめました。
判明した事実
- 作者自身が「7月5日」の特定を否定
- 出版社の意向で具体的日付が記載された
- 科学的根拠は一切存在しない
- 気象庁が明確に「デマ」と否定
- 観光業などに実害が発生している
私たちが学ぶべきこと
- 根拠のない予言に惑わされない冷静さ
- 科学的事実に基づく判断の重要性
- 日頃からの防災意識の大切さ
- 情報リテラシーの必要性
- 適切な備えこそが最も重要
今すぐできる防災対策
基本的な備え:
- 緊急時持ち出し袋の準備
- 家族との連絡方法の確認
- 避難場所の事前確認
- 非常食・水の備蓄
さらなる対策:
- 家具の固定・転倒防止
- 防災アプリのインストール
- 地域の防災訓練への参加
- 正確な情報源の把握
大切なのは、備えることです
予言に振り回されるのではなく、いつ起こるかわからない自然災害に対して、日頃から適切な備えをしておくことが何より重要です。
正しい情報に基づいて、冷静に行動しましょうね。
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